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2012年4月 2日 (月)

1,400キロまで運ばれた毎時20ミリシーベルトの真実

先週放送された「ニュース23X」の記事を書き起こした内容。(ほぼ全部)

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オットー・ツェルナーさん(79歳)。
ある作業に従事していたため、次々と仲間を失った。

(これはチェルノブイリから1400キロ離れた旧東ドイツでの話)

チェルノブイリの事故は周辺の国々を汚染した。
このとき放射性物質を運んだのは風や雲だけではなかった。

事故当時、ウクライナや東欧から農産物など安い物資がトラックで西ドイツへ運ばれていた。
しかし西ドイツは放射能汚染を恐れ、東側のトラックの入国を拒否。
車両が列をなした。
そこで東ドイツ政府は「トラックの除染」を運送会社の職員8人に命じた。

「ガイガーカウンターを渡され、私たちが放射線量を測定するようにと指示された。
測定器はガリガリとけたたましい音を立を鳴り響かせていたが、堪えられずに作業中は音を消していた。」

すでにトラックは汚染されていたが、マスクなどの防護もせずに除染をしていた。
その数は100台~200台に上るという。
任務は洗車だけでなく、エンジンに送る空気をろ過するエアフィルターの交換だ。
外から空気を吸い込むので放射能がたまっていた。
外側よりフィルターの方が汚染されていた。

除染作業は2ヶ月で終わったが、3年後に悲劇が襲った。
まずフィルター交換の作業員(30代)が肺がんで死亡した。
10年間で8人のうち6人が亡くなった。 全てがんだった。

ある場所に原発事故後の記録が残っていた。

当時トラックは国境に程近い東ドイツのサービスエリアにも集められていて、
倉庫に保管されていた。
この倉庫の扉の前で東ドイツ政府の命令を受けた放射線の専門家たちが測定していた。
入り口は毎時20ミリシーベルトの放射線量を示した。

当時のメモが残っており、そこには2レントゲン=20ミリシーベルト。

この数値は国際基準で原発作業員が年間で許容される被曝量。
それを1時間で浴びてしまう計算だ。
この線量を1度に浴びてしまうと、遺伝子に異常を起こす恐れがある。(マクデブルク大学病院・トリーネ教授)

すぐという訳ではないが、3、4年後に甲状腺がんを発症するおそれもでて来る。

その後、除染作業を一緒にしたイノキルヒさんも、直腸・前立腺がんを発症し亡くなった。
除染作業にあたった作業員8人のうち7人ががんで死亡したことになる。

原発事故現場から遠く離れた場所(1,400キロ)で起きた被曝をどう捉えるのか、警鐘がならされている。

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コメント

スコーピオンさん、こんにちは!
本当にいろんなことが滅茶苦茶過ぎますよね。
政府も東電もAIJも・・ほんっと、地獄に落ちろ!って思います。

昨日のテレビでアメリカが「日本がTPPなど様々な問題に対してあまりにも停滞していて、苛立っている」っていうニュースを見たんですけど、
もぉ、そんなのは、日本人だって苛立ち通り越して怒りだよ!!って言いたい。
政府は国内のすべての事に対して停滞しているのに、ましてや国外で事を進められる訳がないでしょうって言いたいですよね。

投稿: アネゴ | 2012年4月 3日 (火) 15時52分

やっぱり、見えないし
ニオイがあるわけでもないから
怖いですよね。
近くが汚染されてるかもしれないし
大丈夫かもしれないし。
東電には腹が立ちますね。
電気料金あげる前に
給料減らしたりボーナスなくしたりしろよ…。
原発なきゃ電気料金高くなるし
困るでしょ?ニヤニヤ
って思わせてる気がします。
自分らが杜撰な管理をしてた
結果なのに((怒))!
日本だからおとなしいけど
海外だったら東電は背後から襲われてますよね。

投稿: ★スコーピオン★ | 2012年4月 3日 (火) 10時32分

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