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2007年11月26日 (月)

主治医の診察でシコリについて問う

11/17(土)、主治医の診察に行ってきました。

診察室に呼ばれていつもの様にイスに座ると、先生は「細胞診の結果があまり良くなかったようなんですよね・・・」と言いました。

そこで私は 「電話したときに内科の先生に少し伺いました」 と答え、
「・・・実は今日はいろいろ聞きたいことがあるのですが・・・」 と、
質問を書いた紙を出したのですが、先生は用紙を見てくれようとせず・・・。

(今思えば、きっと先生はその後に話すべき言葉があったはずなのに、
質問することに気持ちが執着していた私は、タイミングという空気が読めない状態になっていて、先生が話す前に質問の紙を出したので、先生は気を悪くしたのかもしれません)

とにかく先生は見てくれないので、仕方なく自分でその紙を自分で持ち直して
書いてある質問を聞いていきました。

が・・・
先生が質問の紙を手に取って見てくれなかったその 「態度」 が 「拒否」 されたように感じてしまい、そこで私の頭と言葉の回線がおかしな事になって行きました。

どうしよう・・・
この質問、するべきか?
これは、問う順番がヘンかな?

・・・・完全に頭がパニックでした。

質問する度にガチャガチャしていく雰囲気に陥っていき・・・・
そんな雰囲気を感じ取りつつも、不安や質問がグルグルとめぐっていて
それらを整理することができない。
なのに、口からは質問が次々と先走って出て行くありさま・・・。

焦る。

「質問を全部聞け」という命令が強く出ているようで、何もかも整理できず、
頭と行動もリンクされていない・・・・。
それなのに、質問する口は止まってくれない。

(先生の小刻みに動く手や足の動きが、イライラしている様に感じてくる・・・)
それで余計に焦る。

もぅ・・・ヘンな汗が出てくるし、一亥も早く診察室を出たい状態に・・・。

それでも何とか10個近くの質問をしましたが、
そのうちの1つ 「手術でリンパ節郭清はどこのリンパを切除したのか?」 という事を持参したリンパ節の図で教えてもらおうとするも、それで説明してくれることはありませんでした。

返ってくる全ての返答も何だかよくわからなくて、頭にちゃんと入ってこない状態。
完全に独りで空回りしているようでした。

「もういいゃ・・・」 と思っていると、
私がいちばん聞けなかったことを彼が最後に聞きました。

彼 : 「シコリは術後にできたんですか?」

先生 : 「甲状腺は全部採ったから術後にできる(転移)事はないでしょう」

彼 : 「それは術前からあったシコリという事ですか?」

先生 : 「そうだと思います」

そんな会話のやり取りでした。
最後に先生は
「やっぱり悪いものだから採った方が良いし、シコリを気にして不安を抱えているのも
良くないしね。手術はシコリが浅い部分にあるから部分麻酔で済みますからね。
採らないなら放射線治療をする方法もあるし・・・」

放射線が効かない乳頭癌もあると本で見たけれど、私の場合はどうですか?
と聞いたら 「それはわかりません」 という返答。

確かに、そんな事はやってみなければわからないことでしょうね。

先生は話をよく聞いてくれるという評判だし、執刀も一番多い。
どの質問にもズバッと言わない柔らかい表情をもって言葉を使う先生ですから、
他の患者さんからも優しくて良い先生という評判もあるし、ちゃんとこちらを向いて話してくれるので、私もそう感じていたのです。

でも・・・そんな先生とも、
きっと私が (疑心を持ってしまった) という時点から、うまくコミュニケーションが取れない状態になってしまったんだろうと思います。

結局、最後まで噛み合わないQ&Aで終わりました。

そして私は、このシコリを今後どうしたらいいのか・・・という事については、

手術がいいのか?
放射線治療でもいいのか?
一体どちらが良いのか・・・?

先生とのやり取りの中では判断できなかったのは言うまでもありません。
結局 「次回までにどうするか考えます」 という言葉を残して診察室を後にしました。

完全に頭の中はショートを起こしたようで、気持ちもスッキリせず・・・。

やっぱり、もうダメだ・・・。
そして 「主治医を代えよう」 と決心したのです。

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コメント

いのぶーさん、こんばんは。ありがとうございます。
そうですよね、医師も私たちと同じ。
なのに、仕事は命を扱う重い仕事ですよね。

でも診察のたびに、曖昧な返事と検査の先延ばし?だったような気がしていたのが、自分の中で不信を強めて行ったのは事実です。
取り残しだったとしても、その後の対応で不安を取り除きたかったです。

そして、いのぶーさんが推測されたように、アイソトープ検査の後に飲んだカプセルの件は、新しい医師にも「S先生は残っているシコリが消えるのを望んでいたのかもしれませんね」という事を言っていました。
改めて思い返してみると、そうだったのかもしれないなぁ・・・と思えます。

何故なら、S先生は治療後に「シコリの大きさは変わりませんか・・?」という質問を私に聞いてきたのです。
だから、(どうにかしたい)という事だったのかもしれませんね。

まだ落ち着いていませんが、安心して年を越せるようにしたいなぁと思っています。


投稿: アネゴ | 2007年11月28日 (水) 23時10分

doraさん、こんばんは。
手術の現場で、誰よりもいちばん執刀医と接しているdoraさんの立場から意見を聞かせていただいてとても嬉しいです。ありがとうございます。

患者としてはミスはやっぱり嫌ですね。命に関わるから。
でも、doraさんのブログを読んでいると「飴や水を口にする時間さえない」という過酷な労働状態の中、それでも頑張っている様子を訊いているだけに複雑です。
医師だって、完璧というのはあり得ない。でも・・完璧を望んでしまう。

doraさんの言われるように、1年以上を通して少しずつ崩れてしまった信頼関係を築き直すのは、かなりのエネルギーが必要だと感じました・・。
そして私の場合は、きっと医師とこれ以上向き合えば、もっと深くもがく事にもなり、負担と傷が増えて心にシコリが残るような気がしたのです。

先日の診察は、そういう自分の気持ちを踏まえながら、「もう一度この医師に託せるのか」という最後の自分の問いに結論を出す日だという気持ちでした。

こんな結果になるとは思いもしませんでしたが、今後は新しい医師に託したいと思います。

投稿: アネゴ | 2007年11月28日 (水) 22時33分

Drも人間です、忙しくて機嫌が悪い時もあれば、
余裕がある時もあります。
でも、アネゴさんが診察のたびに何度もシコリの事を質問しているのに、そのたびに曖昧な態度なら
そういうDrなのだと諦めてください。
しかし、態度は悪くても手術の腕はいい。そういうDrもいます。
反対の場合もしかりです。

私の主治医は、内科・外科・放射線科とDrが3人いますので、診断は内科・手術は外科・その後の治療は放射線科と責任が分担させているし、明確です。
それぞれ治療方針が違ってくるときがありますが、その場合の最終判断は患者の私です。

自分の体ですから、自分が気持ちよく・納得してしたい。
自分で判断した結果が、思うようにならなくてもそれは自己責任です。それなら我慢できるし、また選択肢を選んで頑張れる。

アネゴさんが判断した方法なら、間違いありませんよ。自信をもってください。

追記・アイソトープ検査の後、治療のために飲んだ追加のカプセルで、Drはそのシコリが消えるのを望んでいたのかもしれません。(そのために追加で飲んだ?!)
そう考えると、シコリの事をどうにかしたいという気持ちはあったのではないでしょうか?!

投稿: いのぶー | 2007年11月28日 (水) 21時26分

こんにちわ
自分の体験でお話させていただくと、やはり、治療が上手くいったときは、胸を張って患者さんと話ができますが、うまくいかなかったとわかるとやはり、壁を作ってしまいます。。
そういうつもりはなくても、無意識にそうなっちゃうんですよね。。

doraは主治医を変えることは悪くないと思います。。
同じ病院内でも、冷静に患者さんを診てくれる人の方が、きっといいと思うのです。。
一度崩れかけた信頼関係の中で、治療していくのはお互い無理がでるでしょうから。。
ただ、主治医を変えると、それまでの治療の責任の所在があやふやになりがちなので気をつけてください。

投稿: doradora | 2007年11月27日 (火) 23時47分

プチトマさん、コメントありがとうございます。

(今度は慎重に取り除いてくれるかも)
私も一度はそういう思いも頭を過ぎりましたけど、術後の休職中にも病院に電話をかけてシコリの件を聞いているし、その後も今日まで3ヶ月毎の診察時に毎回シコリの件を訴えて来てました。
でも私の中で、この1年以上の間の先生の態度や答え方を振り返ったとき、執刀してほしいという気持ちはありませんでした。

もし今度は慎重に・・という事があるとしたら、その前に、この1年以上の診察の中で、もっと違う対応をしてくれていたのではないか?というのが私が感じたことでした。
やっぱり術前に一瞬過ぎった不安が実際に起こってしまった・・という気持ちでした。
直感って結構、重要ですね。

投稿: アネゴ | 2007年11月27日 (火) 21時56分

ふみばあさん、こんばんは。
私はこれまで主治医と3ヶ月ごとに診て貰っていました。が、質問の紙は押し返すように見てくれず、リンパ節の図の紙も、それで示して話してくれることもありませんでした。
それでも頑張って質問しましたが、その結果、自分ではこの先生ではもう無理だとハッキリと感じたのです。

新しい主治医と話してみて、納得できない場合は病院を代える気持ちです。
信頼をしていても、築いて行くには自分だけでは無理とも思います。相性もあるのかな。

投稿: アネゴ | 2007年11月27日 (火) 21時37分

JUUさん、コメントありがとうございます。お久しぶりですね。
気持ちはだんだん落ち着いてきてます。
でもシコリが完全に消えるまでは終わらないという感じです。

投稿: アネゴ | 2007年11月27日 (火) 21時18分

こんにちわ!
アネゴさん主治医の説明受けて来られたんですね。
主治医にはプライドがあり見落としと思われたくないのでしょうね。でも悔しいですね、最初からシコリが有って取れてないのは・・。

悔しさが先に立ち私もアネゴさん同様の行動していたと思います。でも私は主治医は変えないですね、今度は慎重に取り除いてくれそうな気がしますが、信頼はできないですか?

私は2回目の術後今日26日で2ヶ月です。術後の腫れが
引いてから神経質になってる事もあり、左右指で触れていたら右側の顎の下に小さいシコリがありました。

主治医は術前あったリンパ1個だけの転移でしたと術後言っていましたが、このシコリが大きくなったら又手術なのかと今は諦め状態です。

見落しで手術を繰り返さない為にもエコーとCTで検査して頂き主治医に遠慮しないでしっかり取り除ける事を祈っています。


投稿: プチトマ | 2007年11月26日 (月) 17時36分

アネゴ様、お疲れ様でした。大変だったんですね。
主治医を代えるとおっしゃっていますが、私は、代えないほうがよいと思います。とことん主治医と話し合ってください。それでもだめなら、病院を変えたほうが良いです。同じ病院内で主治医を代えるのは、お薦めできないです。でもおかしいですね。浅いところにあるシコリだったらCT・超音波に必ず写っているはず、これ見落されたかも・・・。
アネゴ様、気を落とさず何とかなるさの気持ちでこれから行きましょう。

投稿: ふみばあ | 2007年11月26日 (月) 10時20分

お久しぶりです。辛かったですね。
気持ちの整理もまだだと思いますが
アネゴさんにとっていい方向に向かっていく事を
願っています。
診察お疲れ様でした。

投稿: JUU | 2007年11月26日 (月) 01時28分

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