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2007年7月29日 (日)

甲状腺の治療と薬

NHKの「きょうの健康 7月号」に甲状腺の病気の薬という内容が載っていました。

勉強になったことがいくつかあったので引用しました。
* 答えているのは、東京女子医科大学大学院 教授 佐藤幹二氏、
   専門は甲状腺・副甲状腺疾患と紹介されています。

●甲状腺ホルモン薬について

製品名: ・チラーヂンS (一般名:レボチロキシンナトリウム T4)
      ・チロナミン   (一般名:リオチロニンナトリウム T3)
      ・乾燥甲状腺 

チラーヂンSは、
血液中に入ってから必要な量だけが肝臓や腎臓などで活性型甲状腺ホルモンのT3に変わるので、直接T3をとるより体にやさしい補充法といえるでしょう。効果も長時間続くので、1日1回の服用で済みます。

それに対して、
チロナミンは、最初から活性型のT3として体内に入り、甲状腺ホルモンとしての働きはT4の10倍ほど強力なので、効果が早く現れます。
ただし、効果は長時間続かず、1日2回飲まないとなかなかコントロールできません。

↑ これを読んで、今回自分が放射性ヨード検査前に、チラーヂンS に代わり、
   チロナミンに変えた理由が納得できた。

ちなみに、乾燥甲状腺はブタの甲状腺からつくられる薬だそうですが、
T3とT4の含有率が一定しないため、あまり使用されなくなっているそうです。

●チラーヂンSの用い方
服用量の目安 : 1日あたり、患者さんの体重1kgにつき、1.2~2μg が目安
(最初は少量から飲み始めて、血液中の甲状腺ホルモンやTSHなどの濃度を
調べながら徐々に量を増やしていき、必要な服用量を決めます)

●副作用・使用上の注意
副作用はほとんどなく、TSHの値が正常域にあれば、あまり変動もなく使える。
ただし、
鉄欠乏性貧血の治療に使う鉄剤や、胃炎や胃潰瘍の治療に使われる
「スクラルファート」、コレステロール値を下げる「コレスチラミン」などの薬は
併用するとT4の吸収が悪くなるので、注意が必要。

**************************************

↓ 以下はバセドウ病の放射線療法として載っていましたが、
   ヨード治療をした私が、勉強になった点もあったので、載せてみました。



「バセドウ病の治療で行われる放射線療法は、放射性ヨードの「131 I」のカプセル剤を内服するだけの簡単な治療法です。
日本でも最近、外来での使用量の制限が緩和されたため、外来でこの治療を受ける
人が増えています。
甲状腺の腫大が中程度までの人なら、通常1回の服用で治療が終わります。
甲状腺の腫大が強い場合には、2~3回繰り返すこともあります。

飲んだ131 Iが甲状腺に集まると、甲状腺は放射線を浴びた状態になり、
甲状腺ホルモンを合成・分泌する能力をしだいに失っていきます。

治療後半年くらいで、甲状腺の機能は正常になります。

その後も放射線の影響はじわじわと続くため、多くの人は10~20年後に
甲状腺機能低下症になってしまいます。

その場合は、甲状腺ホルモンの補充療法を行います」

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私の場合はすでに全摘しているので甲状腺ホルモンは補充していますが、
「放射線の影響はじわじわと何十年も続く」という事が、ちょっと恐ろしくもある話でした(+_+)

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コメント

チューヤンさん、ご無沙汰です(^_^;)
暑さに加えて、色々考えることが多くて疲れておりました・・・。
術後1年経過、おめでとうございます!チューヤンさんは術後、病気をしたとは思えない程、公私とも激務だったのではないですか!?
来週末の夏季休暇旅行が終わったら、ミクシィにも顔を出したいと思います!

投稿: アネゴ | 2007年9月 4日 (火) 22時24分

アネゴさんご無沙汰しております!
9月にはいり、秋の気配が色濃くなってきましたね。
大騒ぎし、色々教えていただいた私も、昨日無事
術後1年を経過しました。
声は、今年も紅白は狙えないような状況ですが(笑)
後はぼちぼちでございます。
近況はmixiにも書いておりますが。。。
アネゴさんはいかがおすごしですか?

投稿: チューヤン | 2007年9月 2日 (日) 06時38分

hyu-さん、こんにちは(^^)
やっぱり検査にしても治療にしても使用するものが放射線だからリスクはあるものですよね。でも病院側は「余分な放射線は体から抜けるから大丈夫です」って言うんですけどね・・・。

hyu-さんの言うように、飛行機に乗っていても、街を歩いていても(東京では銀座が多いそうな)放射線があるそうですからね。
秋田の玉川温泉などの湯治場もある種の放射線?でしたよね??
食も、どこまで安全か・・気にしだすと何もできなくなりますけど・・・あとは免疫力に頑張ってもらうしかないのかな?

投稿: アネゴ | 2007年8月 5日 (日) 16時02分

アネゴさんこんにちは^^
放射線って何だか怖いですよね。
でも飛行機で旅行したら、宇宙放射線を浴びることになるけど、パイロットやキャビンアテンダントの人たちは何ともないのかな?と時々思います。
前、聞いたことがあるんですが、日本の大豆発酵品(みそや納豆など)は、体内に溜まった放射線を排出できるとかで、ロシア(今ならウクライナかな)で人気だとか。
やっぱり医食同源ですよね。

投稿: hyu- | 2007年8月 4日 (土) 12時50分

まちあさん、こんばんは(^^)/情報ありがとうございます!
検査後、私は利尿作用がある水を飲みましたけど、普段ならすぐトイレに行きたくなるのに、1週間以上、反応悪かったんですよねぇ。だから、チラーヂンが安定するまでは代謝機能も作用しないからかな?って思ったんですけど…。
また何か情報あったら教えて下さいね(^o^)

投稿: アネゴ | 2007年8月 1日 (水) 20時29分

私が仕入れた情報によると、放射線の外照射の場合、例えば婦人科系の癌だと、何年も経ってから腎臓や膀胱に副作用が出ることもあるようですが、内服治療の場合は甲状腺由来の細胞に集まるか、素通りして尿と一緒に排出されるかですので、尿をたくさん出すなどして接触する時間を短くすれば副作用はほとんどないとのことです。ただし何回も行った場合は唾液腺障害や白血球減少などが現れることもあるとのことです。
「絶対ない」ではなく「ほとんどない」というのが気になりますが^^;
でもアネゴさんの場合は検査量なので、まず大丈夫と思っていてもいいのではないでしょうか?
内分泌科の医師に聞いたことですので、次回、放射線科の主治医にもしっかり聞いてこようと思ってます。
また報告しますね!…といっても11月ですがf(^^;)

投稿: まちあ | 2007年7月30日 (月) 22時39分

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