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2006年4月14日 (金)

セカンドオピニオンを申し出る

その後は、必死になって病院探しと情報を集めた。

甲状腺乳頭癌のことはホームページで調べたり、
甲状腺の医療情報掲示板で聞いたり、
医療系の仕事に携わっている友人にも相談をした。

↑ 掲示板では、親切に細かく、分かりやすく答えてくれる方がいて
私はこの掲示板で、結果や手術説明を聞く際の細かい事項などを教えてもらい
とても助けられた。 (他の人達とのやり取りも、とても参考になる)

そして歯科医の友人には、
「絶対に自分の納得安心できる病院を探してください。
これだけは医療人として最低限譲れないアドバイスだよ!!」

と、セカンドオピニオンを進めてくれた。

そして看護師の友人からは、
「同僚が掛かっているけど専門だから安心みたい」と、伊藤病院を。

知り合いの内科医には、
「甲状腺の先輩に聞いたら甲状腺で良い病院は・・・」と、
伊藤病院(ここは専門として医療関係者の間では有名らしい)と、
他2ヶ所の大きい病院(帝京病院ともう一つは忘れてしまった)を教えてもらった。

病魔を見つけてくれたS大学病院の最初のドクターはとても良い人だったが、
行く度に毎回違うドクターの受診になるのが嫌だった。
告知後の4度目に家族を連れて病気と手術の説明を聞きに行くと、
そのドクターは目も殆ど合わせてくれず、話の途中で質問しようとすると
「それは後で説明しようと思ってますから」 と余計な口を挟むなと言わんばかり。
父親が質問しても、書いている最中は返事もなく無言で記入していた。

聞こえてない? いや、これは完全に無視じゃないか?
いくら何でも、これって酷いなと感じた。
こういうコミュニケーションをされると、
告知をされた患者とその家族はすごく惨めで、不安な気持ちになる。

そして、「患者の立場は弱い」 
まさに、そぅいう気持ちになった瞬間だった。
 

そして隣にいた彼が、訊いた。
「執刀は誰がされるんですか?」 医師は、「執刀は自分です」と答えた。 

私は、ものすごい恐怖で心が(どうしよぅ・・・)と、震えていた。

そして、「手術は亜全摘で・・・」 と、話し始め、
筋肉とリンパ節を静脈1本犠牲にして顎の辺りまで摘出(と言われたと思う)
8時間に及ぶ手術だと言われる。

8時間?
(そんなに掛かるの??ネットでの体験談を見ると2時間が多かったけど・・)

筋肉って? 
(筋肉も!?よく分からないけど、必要以上に摘出されるんじゃぁ・・ないよね??)

執刀医はこの人・・・
(・・怖い、すごく不安。冷たそぅなこの人に命あずけるなんて・・・)

そんな気持ちが次から次に出てきて、不安と恐怖だけが頭と心がいっぱいになった。そして手術の説明に続いて、質問コーナー?もないまま、
重く冷たく怖い雰囲気に流されるままに手術予約まで話しは進んでいく・・・。

でも・・・
私の気持ちに不安と恐怖がある以上、これは無視できない。
が、父親は昔の人なので、他の病院を・・という考えは及ばないどころか、
「先生、どうぞ宜しくお願いします」と頭を下げてしまっている。。。(>_<)
思わず私は心の中で
(えぇー!!止めてょー!!まだここでお願いしないでょ~~!!)と焦っていたが、
医者が、「はい、じゃぁまた次回」と言おうとする前に、
言わなきゃ、言わなきゃ!今言わなきゃ駄目だ!!と、
勇気を出して (心臓をバクバクさせながら)
 セカンドオピニオンを申し出た。

「あのぉ・・ここで病気を見つけていただいたので、ここでも考えていますが、
別の病院でもセカンドオピニオンを受けたいんですが・・・いいですか?」と言った。

すると拍子抜けしてしまうほどアッサリと快く?返事をしてくれて、
紹介状とデータも貸し出してくれたのでした。(+o+)

・・・診察室を出て外で待っていると、看護師さんが来て言った。
「どこか行きたい病院があるんですか?
ご自分の納得できるところがあればそちらで受けてくださいね、
ここもいい病院ではありますけど・・」と、何か伝えたそうな顔をして言ってくれた。
(この看護師さんは告知の日にも同席していて、その時も
告知を聞かされて1人で診察室を出ていく私を追いかけてきてくれるようにして
「手術の説明は一人で大丈夫ですか?ご家族を連れてきてもいいんですょ」と
優しい気遣いをかけてくれた看護師さんだった。本当に嬉しかった。)

気のせいかもしれないけど・・・
この看護師さんは、告知の日も何か心の中で言っているような表情をしていた。
私に何か言いたそうな感じだった。
それはもしかしたら、セカンドオピニオンの事だったのかもしれないと私は感じた。

そして私は最終的に、
会社からも自宅からも通いやすい、甲状腺専門病院へデータと紹介状を持っていくことにしたのでした。

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